「岸和田少年愚連隊 (集英社文庫)」 [文庫]
中場 利一 (著)
2013/11/4 (月)
「どこの世界に、頭に昆布をのせて歩いてる奴がおんねん」
「ここに二人もおる」
少年たちのピュアな心。経験はないが、大人たちを反面教師にして胡散臭さを見ぬいている。数値化できない熱をもって、大人が与えようとする枠組みを跳ね返す。悩みを感じながら、暴力と痛みでしか何かを表現できない頃――。
上の世代が作った世の中が間違っていることがわかる。
でも、そのルールに従わないと変えるチャンスがないことがわからない。
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