4月の読書
読んだ本の数:5
読んだページ数:1319
村上海賊の娘(二)(新潮文庫)の感想
戦場に出るのを怖がる臆病者はいる。それを騙そうが脅そうが、無理にでも得心させて敵に当たらせるのが、七五三兵衛ら大将の武略であり器量であった。モテ期到来。
読了日:04月30日 著者:和田 竜
町山智浩のシネマトーク 恋する映画の感想
恋愛映画といいつつ、成長の物語。ヌーベルバーグがニューウェーブだとようやく知った。
読了日:04月25日 著者:町山 智浩
村上海賊の娘(一)(新潮文庫)の感想
「天下の要害なんてめったにあるもんじゃないんだから、素直に信長の奴に大坂を譲ってやりゃいいんだよ。念仏なんぞ、どこでだってできるだろうが」導入で引っ張るなぁ。
読了日:04月18日 著者:和田 竜
夏草の賦(下) (文春文庫)の感想
「男は、夢のあるうちが花だな」 「その時期だけが、男であるらしい。それ以後は、ただの飯をくう道具さ」 大国に飲まれ生き延びるか、滅びるか。
読了日:04月10日 著者:司馬遼太郎
新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)の感想
権謀者にとって全世界の人間は利用されるために存在している。それが悪徳である、という思想は、東洋にはない。むしろ人を利用するにしても私心をわすれ、誠心誠意利用すれば薄情な善人よりも多く人を感動させる、という思想は東洋にある。司馬遼太郎はやはり面白い。
読了日:04月04日 著者:司馬 遼太郎
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