あ)ドイツ映画:
顔のないヒトラーたち
Im Labyrinth des Schweigens
劇場名
新宿武蔵野館
い)舞台:
マンザナ、わが町
紀伊國屋ホール
作:井上ひさし
あ)アウシュビッツ裁判まで
当時ドイツではアウシュビッツはただの「収容所」と認識されその事実は、
敗戦プロパガンダ(のウソ)扱い。
数万の人が亡くなったことは風化。
ドイツでは戦争責任をすべてナチに押しつけるが、
合法な選挙で選ばれていった経緯を考えると民族の責任。
「夜と霧」などは大学の先生が必ず読みなさいといわれたので、
日本人の自分でも読んだが、ドイツの知識層が読んでいないことが不思議。
い)
大東亜戦争時に米国にいた日系人の強制収容所。
アメリカではネイティブアメリカン以外は?、出生に基づき米国国籍になる。
移民国家ならでは。
でも、当時の日系人は米国国籍なのに収容。
山崎豊子本を思い出す。
米国の強烈な本音と建て前。
舞台は役者の熱演で笑いとともに考えさせられる。
熊谷真実、吉沢梨絵、伊勢佳世、笹本玲奈、土居裕子 に感謝。
熊谷さんの明るさ、笹本玲奈の歌のうまさは特出。
スタンディングで皆さんに感謝。
戦争になると国内にいる少数民族は敵になる。国の戦争なのに。
同族以外の信用が下がる。
作者井上ひさし自体が韓国人なのに、日本人を訴える不思議さ。
開戦になると日本は日本人を呼び返すが、大陸はそうしない。
2つの敗戦国家。
世の中がキナくさい。
いろいろ考える。
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