2014年2月9日日曜日

「もっと泣いてよフラッパー」

音楽劇
作・演出・美術 串田和美

音楽はさすがにいいです。

特に松たか子の歌声がすばらしい。
声質は天性のものなんでしょうね。
ラ・マンチャとかよりこちらの楽曲の方が活きてます。

恋愛のオムニバスだと気づくまでは見づらかった。
タイトルどうり、もっと泣いてよ、なのですがハッピーエンドな人もいて欲しかった。

ミュージカルと演劇の間というのも不思議な体験。


2014年2月7日金曜日

「サクリファイス」にひき続き

エデン
 (新潮文庫) [文庫]
近藤 史恵 (著)

「そう決めたんです。そして、決めたとたんに急に楽になった。だから、間違っているとは思いません」

山岳ステージで逃げるメリットはふたつある。
ひとつは逃げグループに選手を送り込んだチームは、プロトンで先頭交代に加わる必要がなくなり、体力を温存できる。
そして、もうひとつ、山岳ステージゆえのメリットは、もし、後方でエースをアシストする選手がいなくなったとき、前を走っている選手が下がってアシストに加わることができるということだ。

自転車ロードレースでは、プロチームのライセンスを取るのは監督だ。スポンサーはその年によって変わるが、監督は変わらない。

ぼくはひとりでここまできたんじゃないんだ。今まで何人の日本人自転車選手が、ツールに出たいと夢見たことだろう。その夢を見て走っただれかに触発されて、またその夢を見る選手がいる。そうやって夢は受け継がれて、ぼくのところにやってきた。たまたまぼくのところで、花開いただけだ。そして、ぼくの後にも夢は続く。

ぼくは思う。
ここは、この世でいちばん過酷な楽園だ。

ロードレースの世界もわかって、実に面白い。
二度得した気分。

ハリウッドに「まどか☆マギカ」を持っていく

All You Need Is Kill
 (集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫]
桜坂 洋 (著), 安倍 吉俊 (イラスト)

まどか☆マギカかしら?と思いつつ。
三國無双のキャラの気持ち。
面白くて一気に読み。

基本性能は変わらず、進化する。

2014年2月6日木曜日

初 松本清張 「証明」

証明 〈新装版〉」
 (文春文庫) [文庫]
松本 清張 (著)売れない作家の苦悩

と新興宗教の立ち上げの
「証明」、「密宗律仙教」
がおもしろかった。

全体的には読みにくい。。。

『弱虫ペダル』と相乗効果で楽しむ 「サクリファイス」

サクリファイス
 (新潮文庫) [文庫]
近藤 史恵 (著)

漫画『弱虫ペダル』、
「ストリーセラー」ときて、いよいよ。

ロードレースの駆け引きがわかっておもしろい
?アシストがなぜとびだす
?異なるチーム同士はなぜ協力する
?主人公はスプリンターより山のぼりが多いのか

宙を仰いで思う。ぼくはいったい、何度きみに失恋すればいいんだろう。
恋愛ものとしては男子に辛い。。。

そして、サクリファイスのことばにはっとさせられる。
ランス・アームストロングのドーピング前の物語であるのも一興。

2014年2月5日水曜日

本屋大賞は伊達じゃない

Story Seller annex
 (新潮文庫) [文庫]
新潮社ストーリーセラー編集部 (編集)

規制というものは一旦制度として成り立ってしまうと、決して縮小・撤廃されることはない。たった一度の前例が次の取り締まりの根拠となり、前例が増えるごとに根拠は強化されていくばかりだ。

検閲を合法化する法的な足がかりがある、ということが問題なのだ。

表現規制っていうのは手軽なスケープゴート探しなんだよ。猟奇的な犯罪は残酷表現のせいだ、子供が荒れるのは暴力表現のせいだ、性犯罪はエロのせいだ、性犯罪はエロ表現のせいだ。だから、表現規制すれば大丈夫。でもそれって単なる思考停止なんだよな。


私は日本語ならば分かる。それがきちんとした文章なのか、テキストの内容が脳内に立ち上がってくる文章なのかは、判断できる。


近藤史恵作品は闘牛が織り込まれていて「ブランカニエベス」とのリンク。
各編の作家紹介は恩田陸作品とリンク。
有川浩の編集者の作品紹介の本気度が非常に好き。

本屋大賞好きにはオススメです。

セリフの少ない映画2本

マイティ・ソー ダーク・ワールド

クリス・ヘムズワースのムキムキと
ナタリー・ポートマンの画力がいい
途中30分ばかりセリフがほとんどないシーンがある。
気づいてびっくり」。
見せる映画もすごい。


ブランカニエベス
漸く観れました。

大人向けのダークファンタジーでした。
白黒・トーキーでないとこの味わいはでなかっただろうな。

闘牛士の服飾と手首から先の踊りを見ているだけで文化の深さがわかる。
批判はあるが民族固有の文化は尊重すべき。


セリフの少なさの両極端な映画でした。