「ジェノサイド 下」
(角川文庫) [文庫]
高野 和明 (著)
この世であっても、人間は地獄なら作り出せる。天国ではなく。
どうして我々は、人間同士の殺し合いに怯えながら生きていかなくてはならないのか。
人間にとっての唯一の敵は、同種の生物であるはずの人間なのだ。
個人的には
ジェノサイドという用語からはどうしてもルワンダの悲劇が奇想されるので
やさしいなぁという感じ。
"幼年期の終わり" と同じく人間以上を人間の世界に放り込んでみる。
創薬の話は興味深かったので飽きずに読めました、
終わりにはもっとダークなメッセージが欲しかった。
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