「下町ロケット」
(小学館文庫) [文庫]
池井戸 潤 (著)
こんな状況にあって、去る者もいれば、神谷のように親身になってくれる者もいる。数少ない支援者を信じられなくなったら、その先にあるのは、ただ一つ――破綻だ。
あんたたちから投げつけられた言葉や態度は、忘れようにも忘れられないんだよ。傷つけたほうは簡単に忘れても、傷つけられたほうは忘れられない。同じ人間として、私はあんたをまるで信用できないんだ。
「自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような商売はよしてくれ。いいときも悪いときも、信じ合っていくのが本当のビジネスなんじゃないのか」
直木賞受賞作。
勇気をもらいたいときには池井戸潤。
本は夢がある方がいい。
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