「百瀬、こっちを向いて。」
(祥伝社文庫) [文庫]
中田 永一 (著)
僕たちは高望みせず自分に見あった人生をおくらなければいけないのだ。慎ましく、あこがれることなく、好きにもならず、貝みたいにじっとしていること。迷惑がかからないように、自分がだれかの視界にはいっていやな感情を抱かせないよう、ひっそりとしていること。自分の人生が豊かではないことに疑問を抱いてはならない。
結果はさておき、だいじなことは、手紙をわたすことができたということなのだ。結果なんて、たいした問題ではないのである。わたしはおちこんだけれど、自分をほこらしくおもっていいのである。
どうやら、昨日の写真がまちうけ画面に設定されているらしい。頭痛がした。どうして自分が、彼あての電話やメールの電波を待ち受けねばならないのか。
これはもてない。どうかんがえても、もてない。でも、そんな彼女がわたしは好きだ。
この著者の漢字とひらがなの使い方は非常に特徴的だ。
映画原作ということで。
美しくて、残酷な物語。
下層民としては。。。
蛇足で、作者は女性かしら。とおもったら、乙一さんなのね。いい世の中なのかわるい世の中なのか。。。
原作はいい。
ももクロの夢はモノノフの夢。
みんなで観にいこう。
@早見あかり推し上げproject
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