「蒼穹の昴(4)」
(講談社文庫) [文庫]
浅田 次郎 (著)
復生だけは四億の民衆の痛みを知っていた。あの男こそ日照りの夏はともに涙を涸らし、凍えた大地を民とともに転げ回る英雄だった。
「難しく考えるな、史了。知恵も力も何もいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も時間も、すべてを被い尽くすほどのやさしささえあれば――」
それは三皇五帝の昔から連綿と続いた歴史の掉尾を飾る、異形の中華皇帝の姿であった。
浅田次郎の歴史物とは相性が悪い。
歴史のなぜがわからず。。。
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