2015年3月21日土曜日

「結びの庭」

開場13:30 開演14:00
会場: 本多劇場(東京都)

出演者:
[作・演出]岩松了
[出演]宮藤官九郎 / 麻生久美子 / 太賀 / 安藤玉恵 / 岩松了


安藤玉恵さんの声やら芝居やらが好き。
ただ、今回はさすがに40手前には見えず。
声が若いのです。

答えを見せずに分からせる脚本はむずかしい。
カラマーゾフ方式とでもいうのでしょうか。
ちょっと難しい芝居でした。

http://mo-plays.com/niwa/

2015年3月1日日曜日

2月の推しは 「三匹のおっさん ふたたび」

2015年2月の読書
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1369ページ

「好き嫌い」と経営「好き嫌い」と経営
良し悪しは文明、好き嫌いは文化である
読了日:2月24日 楠木建



三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)
じーばー世代と孫世代は第一作でクローズアップし、パパママ世代は宿題だったので、やっと宿題を片付けられてほっとしています。3世代小説なんですよね。
読了日:2月16日 有川浩

あなたはなぜパズドラにハマったのか? ソーシャルゲームの作り手が明かす舞台裏あなたはなぜパズドラにハマったのか? ソーシャルゲームの作り手が明かす舞台裏
ソーシャルゲームの運営側は、遊んでいると思われる人達の生活サイクルを想像して彼らの一日の隙間時間を想定し、ゲーム内イベントの難易度やゴールを設定します。代書屋さんが盛った感じ。
読了日:2月6日 鈴屋二代目

ジャコバン派の独裁 小説フランス革命 14 (集英社文庫)ジャコバン派の独裁 小説フランス革命 14 (集英社文庫)
今回は議会に銃を向けちまったんだよ。これを排除しちまったら、もう民主主義の理想もなくなっちまう。今読むべき本の気がしてきた。
読了日:2月3日 佐藤賢一


南へ

青年団若手公演
+こまばアゴラ演劇学校“無隣館”一期生修了公演
南へ
作・演出:平田オリザ

聖地巡礼含め。平田オリザ初観劇。
幕はないけど、幕が上がるのポスターはありました。

上手と下手が抜けにくい、非常に難しい小劇場。
でも距離の近さが愉しみのひとつ。

20年ぶりの再演。
外国人が嫌いなのに国外に移住を目指すの?
だいぶわかりにくい作品。
一組一組の人間を掘り下げるのがよかったのに。。。

最後の下げが伝わりにくく、終わり方がわからなかった模様。

間をとる演出は勇気があって感心。



「サムライフ」

学校を創った物語。

実話ベース、きっちり2時間に詰め込んだ脚本が抜群。


学校の創立者が自分の創った学校を選んでくれてありがとう、
という気持ちが泣けた。
偏差値で生きる以外の学校もあっていいじゃない。


画の構図も素晴らしい。
微妙にゆらすところと、きっちり止めるところ。

松岡茉優が抜群に上手くてカワイイ。
いい演技は切れないので、出ているシーンが多くなる。

脇の
大杉漣
佐藤めぐみ
も大好きな役者さん。

是非ものです。