2015年10月18日日曜日

「収容所」×2

あ)ドイツ映画:
 顔のないヒトラーたち
 Im Labyrinth des Schweigens
劇場名
 新宿武蔵野館

い)舞台:
マンザナ、わが町
紀伊國屋ホール
作:井上ひさし

あ)アウシュビッツ裁判まで
当時ドイツではアウシュビッツはただの「収容所」と認識されその事実は、
敗戦プロパガンダ(のウソ)扱い。

数万の人が亡くなったことは風化。

ドイツでは戦争責任をすべてナチに押しつけるが、
合法な選挙で選ばれていった経緯を考えると民族の責任。

「夜と霧」などは大学の先生が必ず読みなさいといわれたので、
日本人の自分でも読んだが、ドイツの知識層が読んでいないことが不思議。


い)
大東亜戦争時に米国にいた日系人の強制収容所。
アメリカではネイティブアメリカン以外は?、出生に基づき米国国籍になる。
移民国家ならでは。
でも、当時の日系人は米国国籍なのに収容。
山崎豊子本を思い出す。

米国の強烈な本音と建て前。

舞台は役者の熱演で笑いとともに考えさせられる。
熊谷真実、吉沢梨絵、伊勢佳世、笹本玲奈、土居裕子 に感謝。
熊谷さんの明るさ、笹本玲奈の歌のうまさは特出。
スタンディングで皆さんに感謝。

戦争になると国内にいる少数民族は敵になる。国の戦争なのに。
同族以外の信用が下がる。

作者井上ひさし自体が韓国人なのに、日本人を訴える不思議さ。
開戦になると日本は日本人を呼び返すが、大陸はそうしない。

2つの敗戦国家。
世の中がキナくさい。
いろいろ考える。

2015年10月11日日曜日

和楽器バンド 1st Japan Tour


和楽器バンド
ツアー参戦。

和楽器いいですねー。
老若男女で楽しい。

コールのオタ芸を誰か作ってくれれば、さらに愉しい。

ただ、音作りがAVEXなので、耳にきつい。

FES用耳栓に助けられました。

雨かもと思いセーフ。
寒いかしらと思うも陽気が良くて半袖でも大丈夫なぐらい。
外なのに快適でした。



2015年10月10日土曜日

タクフェス 第三弾 「くちづけ」


タクフェス
脚本・演出 宅間孝行

映画は観ましたが、
セレソンデラックスに出会う前なので、お芝居は初参戦。

中身は分かっている。けど、涙が出るほど突き動かされる。
何年かに一度は振り返って考えないといけない作品。

貫地谷しほりさんの演技、竹中直人さんの演技が蘇り、
森田さんと金田さんを自然と比べる。

同じ役をちがう人が演じる面白さも感じつつ。

本日は、柴田理恵デーだったのか、アドリブのおもしろさも、宅間演出の良さ。

笑って泣いて汗掻いて。
最後は毎度のバカ騒ぎ。

おかげで、上原多香子さんと、タッチできて幸せ。

毎年観に行っ外れなし。
これでチケットが残るのが、毎年不思議。

知ってもらいたいけど、チケットを取れなくなるのもつらい。

でもなくなるのはもっとつらい。

今回も最高に楽しかった!ありがとうタクフェス!







2015年10月2日金曜日

9月の推しは「ももクロ見聞録」

2015年9月の読書
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1734ページ


ロスジェネ、半沢直樹も安定のおもしろさ。


呉越春秋 湖底の城 四 (講談社文庫)呉越春秋 湖底の城 四 (講談社文庫)
準備が徐々に整う。横糸のようにこれまでの英雄たちが現われる。早く次が読みたい。
読了日:9月28日 宮城谷昌光


ロスジェネの逆襲 (文春文庫)ロスジェネの逆襲 (文春文庫)
顧客を優先し、自らの地位さえ顧みない肝のすわった仕事ぶり。知惠と努力で相手を上回り、僅かな糸口から事態を逆転に導く手腕。成功故の反感を買い、サラリーマン人生の窮地に立たされる。真骨頂!経験者にしか書けない。
読了日:9月23日 池井戸潤
なぜ今ローソンが「とにかく面白い」のか?なぜ今ローソンが「とにかく面白い」のか?
代書屋本職の文書。読み易いが踏み込みが欲しいところ。各コンビニの戦略が知りたくなる。
読了日:9月16日 上阪徹

幸せの条件 (中公文庫)幸せの条件 (中公文庫)
ばーさんが農家なので農業の日常を見ている。でも何もしらない。農協に納めている農家は画にならないのかしら。
読了日:9月13日 誉田哲也

ももクロ見聞録 ももいろクローバーZ 公式記者インサイド・レポート 2013-2015ももクロ見聞録 ももいろクローバーZ 公式記者インサイド・レポート 2013-2015
活字だから伝わる熱もある。活字媒体でもいい人に恵まれるももクロ。kwkmさんと小島さんに感謝。
読了日:9月12日 小島和宏