2014年2月28日金曜日

デビあやさん新曲公開 石川綾子がすばらしい

ニコ動の石川綾子さんが新しい曲をアップ

CD発売に向けて盛り上がって欲しいところです。

豪州1位の実力派。

ハイレゾで聞きたい。

桜ノ雨

コネクト
とかも好きです。

李鴻章がはじめてわかってきた

蒼穹の昴(2)
 (講談社文庫)
浅田次郎 (著)

ちがうちがう、それはちがうぞ、袁。事前に何の連絡もなくわしに会いに来たからには、思うところあってのことだろう。ちゃんと聞いてやらねばならん。若造ならばこそ、そうしてやらねばならんのだよ--おおい、誰かいるか!

太平天国を私費で討伐し、政府資金に頼らない軍閥ができあがる。

"政権は銃口から生まれる" 毛沢東。

山月記と柳 広司

虎と月
 (文春文庫) [文庫]
柳 広司 (著)

新しく目にしたものをことばとして書き留めるには、まずは自分がいったい何を見たのか、その対象の名前を知らなければなりません。私はそれまで自分が知らなかった、数多くの"ものの名前"を学びました。

教科書で読んだ中島敦の山月記の印象は強烈だった。
これが文章。
あとがきに共感。

2014年2月26日水曜日

浅草レヴュー虎姫一座 ライブビューイング

浅草レヴュー虎姫一座 六本木特別公演
「東京モダンガールズ ~天海からの贈りもの~」
日程:2014年2月9日(日)~3月16日(日) 全23公演
会場:アミューズ・ミュージカルシアター

久しぶりの虎姫一座。

たのしかったー。

二期を迎えて総勢16名になってました。

アミューズの大里会長が、
大人の(にも?)エンターテインメントを探しておられましたが、
その一つの回答なんでしょう。

昭和歌謡のつよさ。
まったく古くなっていません。
70年代に来るまではバックコーラスのついた音楽が多かったのですが、
そこが嵌まっているのもいいですね。

昭和前半生まれの方にはビタッときそうで、
拍手して、一緒に歌って、観客も楽しそう。

地方巡業はリスクも高いので、ライブビューイングはいいですね。
形は変わってもいいので、何十年もやっていて欲しい。


芳賀優里亜主演 『赤×ピンク』

原作:桜庭一樹
監督:坂本浩一
主演:芳賀優里亜

トラウマと闘う大人の少女。
原作を読んでいないので、心の叫びがイマイチピンとこなかった。

芳賀さんファンはある意味満足できるとおもいます。
始めて見た女優さんでしたけど、綺麗な方でした。
一切笑顔が出てこない中なので、もっと綺麗な人なんでしょうね。

アクションは事前の心理の爆発を描かないとあんまり盛り上がらないので残念。
一撃に念を込めるか、必殺に持っていくための戦略を絡めた方が映像化にはよかったかも。

日本映画ではアクションの層が薄いので、がんばって欲しいところです。

水崎綾女、このために増量かしら。


2014年2月25日火曜日

ハル・ハートリー比べ

「愛・アマチュア」
「シンプルメン」
「アンビリーバブル」
「はなしかわって」

の4作品。

はなしかわってがいちばん良かった。
映像とテンポと物語のバランスの取り方がむずかしそうな監督。

いまのところ大衆受けする作品は撮れなさそう。
題材次第かも。


2014年2月24日月曜日

北方史記 ラスト2

史記 武帝紀 6
 (時代小説文庫) [文庫]
北方 謙三 (著)

「動く寸前には、読め。間違っていてもいいから、ひとつの読みを、心の中に抱け。そう思っていれば、かなりのところまでは、読めるようになるものだ。おまえが一軍を指揮するまでには、まだいくらか時がある。読んでから動く、という習慣をつけろ。動いて、間違った読みをしていると感じたら、動きながら修正せよ」

ひとりきりなのである。数えきれないほどの臣下と、無数の民が下にいても、頂点に立っているのは、ひとりきりだ。人を罰することはできても、自分に罰を与えてくれる者は誰もいない。

たとえば、国庫が乏しくなる。北辺で、匈奴が跋扈する。追討にさしむけた軍は、負けて帰ってくる。臣下の不正がある。賊徒の横行がある。
それらのすべてを、称賛の中で見ていなければならない。凶作で餓死する民が出ても、山海の珍味が目の前には並ぶ。

トップの言動は取り返しがつかない。当たり前として生ききるしかない。


2014年2月22日土曜日

明石家さんまプロデュース Part.18 「今回もコントだけ・・・」

公演名 明石家さんまプロデュース Part.18 「今回もコントだけ・・・」
会場 恵比寿ザ・ガーデンホール

さすがお笑い怪獣。
夜があるので短め?でしたが、
声を出して笑ってました。
村上ショージがよかった。

八木アナ、カラテカ矢部、中尾明慶、仲里依紗、小堺一機
さんがいらっしゃってました。

小堺さんは2年連続で同じ回でした。
昨年は、コサキン&浅田美代子さんでした。

一昨年は、大震災で参加できず。
昨年このコントでももクロに興味を持ったので感慨深い。

60で引退するわけないやろう、とのことです。

2014年2月21日金曜日

首から下が動かなくなったヴォーカリストの復活の物語

終わりのない歌
 [単行本(ソフトカバー)]
奥野 敦士 (著)
代書屋(予想)取材/構成 茂田浩司

俺が書いて、俺自身が救われた言葉があるんだ。
「諦めることは諦めて、頑張るしかないでしょ」


2014年2月20日木曜日

脳に学習させる方法 小さいお子さんのいるところにはいいでしょう。

才能を伸ばすシンプルな本
 [単行本]
ダニエル・コイル (著), 弓場 隆 (翻訳)

脳に学習させる効率的な方法。
すぐ読めます。


シンガポール建国の父の分析

リー・クアンユー、世界を語る
 [単行本]
グラハム・アリソン (著), ロバート・D・ブラックウィル (著), アリ・ウィン (著), 倉田真木 (翻訳)

イギリスとフランスは、両国で80以上の植民地憲法を起草している。制度や警察や司法について定めた憲法に問題はない。だが、そうした制度を運用できるリーダーも、そうした制度を尊重する国民も、植民地社会にはいなかった。

増税という政治的な負担は大きい。政府は安易な選択をし、今いる有権者世代により大きな利益を与えるために借金をし、まだ投票権をもたない未来の世代にそのツケを回す。その結果、恒常的な財政赤字と公的債務が重くのしかかる。

今の中国は、国益で動いているだけだ。世界を変えることに関心はない。

国家の競争力を左右する唯一かつ最重要の要素は、その国の人的資源の質にある。つまり、是が非でも競争に勝とうとする国民の革新性、起業家精神、チームワーク、勤労意欲だ。

どんな批判も、私はまともには取り合わない。そんなことをしていたら、具合が悪くなってしまう。くだらないことをあれこれ取り沙汰されるだろう。すべてまともに取り合っていたら、頭がおかしくなってしまう。

私は40年間、この大きな仕事を担える人材を探してきた。
その内容は?分析力、論理的に事実を掌握する能力、エッセンスを引き出して基本事項に集中する能力だ。


せめて3年は任期がないと痛みを伴う結果は残せなさそう。
企業経営者の交代と政治のリーダーの交代の期間が逆なのも日本の問題かしら。
言論人がマスゴミに負けているということでしょうか。


2014年2月18日火曜日

原発事故は必ず起きる 「ベイジン」 真山 仁

ベイジン[単行本]
真山 仁 (著)

小さな違和感を見過ごすな、臆病になれ
原発マンの鉄則

麗清自身が目指すのは、ドキュメンタリータッチのシリアスなエンターテインメント作品だった。真実を撮っているという勘違いの自負だけが目立つような重い映画は、自分の性に合っていない。リアリティの中で、ヒリヒリするようなドラマを展開させたい。

政権は銃口から生まれる
毛沢東


予備電源を失った原発は制御できない。
建屋崩壊、電源喪失、炉心崩壊。
福島前に描かれた作品ではあるが、そのままのことが起きた。


本作では施工と運用のミスだが、福島は設計(想定)ミス。
英語にはなかった、津波という用語を持つ日本としては人災なのかも。

2014年2月15日土曜日

西東京自転車スポット紹介小説

ヒルクライマー
 (小学館文庫)
高千穂 遙 (著)

作者の趣味の紹介。
色恋なしでストイックに描いた方が好み。
自転車の始め方、スポットなど西東京の人にはお役立ち。

プロはチームで走るけど個人はヒルクライムとかの方が楽しめるのかも。

2014年2月14日金曜日

ロードレースシリーズ 大学編

キアズマ
近藤 史恵 (著)

完全にもとに戻ることは難しく、痛みは一生つきまとうにせよ、それでもごくわずかずつでも歩み寄ることはできるはずだ。
そう考えて俺は苦笑した。
自分が悲観的なのか楽観的なのかわからない。
だが、どちらにせよ、思い描く未来は明るいほうがいい。あとで失望することになったとしても。このレースだってそうだ。きっと勝てる。俺はひとりで走っているのではないのだから。


大阪弁が自然。
過去を引きずるタイプの登場人物が多いのは、一般がそうなのか作者の性格か。
ちらっと登場した赤城だけがこれまでのシリーズとつながる。

次が読みたい!

2014年2月13日木曜日

サクリファイス短編集

サヴァイヴ
近藤史恵 (著)

白石の物語
伊庭の物語
赤城の物語
のショート・ストーリー

いろんな形態のレースがわかる。
それぞれ一人称の語りが変わるので、作者の人物造形が深い。

kindle に助けられた

虐殺器官
 (ハヤカワ文庫JA) [文庫]
伊藤 計劃 (著)

倫理の崖っぷちに立たせられたら、疑問符などかなぐり捨てろ。
内なる無神経を啓発しろ。世界一鈍感な男になれ。

死者は誰も赦すことができない

感情とは価値判断のショートカットだ。理性による判断はどうしても処理に時間を要する。というより究極的には、理性に価値判断を任せていては人間は物事を一切決定することができない。


文体が翻訳風なので読み辛い。
難解な用語がポンポン出てくるので、kindleの辞書が助けになりました。
一作目でこのレベル。作者が早世されたのが悲しい。

2014年2月9日日曜日

それぞれの決意に泣かされる 「神様のカルテ 3」

 (小学館文庫 な 13-3) [文庫]
夏川 草介 (著)

"あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です"
夏目漱石が弟子へ送った書簡に記した言葉である。
"牛は超然として押して行くのです。何を押すかと聞くなら申します。人間を押すのです。文士を押すのではありません"

「だって、まだまだ世界は広いってことっすよ。どんなに調べても、どんなに解き明かしても、その向こうにもっと大きな世界が広がってるんす。少しくらいに必死になったって世界はそんなもんじゃ歯が立たないって、ハッブルは証明したんす。それって最高にエキサイティングなことじゃないっすか?」

利便とは時間を測定する働きであり、風情とは時間の測定をやめる働きである。
両者はバランスを取らなければならないのに、利便にばかり突き進むのが今の世の中だ。

第五話にやられた。
大晦日はおおつごもりと読みたい。そして、ジャンクリストフを読み直そう。

ハルさんはいいなぁ。。。

羽海野 チカさんの描く女子キャラと近いか。

「もっと泣いてよフラッパー」

音楽劇
作・演出・美術 串田和美

音楽はさすがにいいです。

特に松たか子の歌声がすばらしい。
声質は天性のものなんでしょうね。
ラ・マンチャとかよりこちらの楽曲の方が活きてます。

恋愛のオムニバスだと気づくまでは見づらかった。
タイトルどうり、もっと泣いてよ、なのですがハッピーエンドな人もいて欲しかった。

ミュージカルと演劇の間というのも不思議な体験。


2014年2月7日金曜日

「サクリファイス」にひき続き

エデン
 (新潮文庫) [文庫]
近藤 史恵 (著)

「そう決めたんです。そして、決めたとたんに急に楽になった。だから、間違っているとは思いません」

山岳ステージで逃げるメリットはふたつある。
ひとつは逃げグループに選手を送り込んだチームは、プロトンで先頭交代に加わる必要がなくなり、体力を温存できる。
そして、もうひとつ、山岳ステージゆえのメリットは、もし、後方でエースをアシストする選手がいなくなったとき、前を走っている選手が下がってアシストに加わることができるということだ。

自転車ロードレースでは、プロチームのライセンスを取るのは監督だ。スポンサーはその年によって変わるが、監督は変わらない。

ぼくはひとりでここまできたんじゃないんだ。今まで何人の日本人自転車選手が、ツールに出たいと夢見たことだろう。その夢を見て走っただれかに触発されて、またその夢を見る選手がいる。そうやって夢は受け継がれて、ぼくのところにやってきた。たまたまぼくのところで、花開いただけだ。そして、ぼくの後にも夢は続く。

ぼくは思う。
ここは、この世でいちばん過酷な楽園だ。

ロードレースの世界もわかって、実に面白い。
二度得した気分。

ハリウッドに「まどか☆マギカ」を持っていく

All You Need Is Kill
 (集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫]
桜坂 洋 (著), 安倍 吉俊 (イラスト)

まどか☆マギカかしら?と思いつつ。
三國無双のキャラの気持ち。
面白くて一気に読み。

基本性能は変わらず、進化する。

2014年2月6日木曜日

初 松本清張 「証明」

証明 〈新装版〉」
 (文春文庫) [文庫]
松本 清張 (著)売れない作家の苦悩

と新興宗教の立ち上げの
「証明」、「密宗律仙教」
がおもしろかった。

全体的には読みにくい。。。

『弱虫ペダル』と相乗効果で楽しむ 「サクリファイス」

サクリファイス
 (新潮文庫) [文庫]
近藤 史恵 (著)

漫画『弱虫ペダル』、
「ストリーセラー」ときて、いよいよ。

ロードレースの駆け引きがわかっておもしろい
?アシストがなぜとびだす
?異なるチーム同士はなぜ協力する
?主人公はスプリンターより山のぼりが多いのか

宙を仰いで思う。ぼくはいったい、何度きみに失恋すればいいんだろう。
恋愛ものとしては男子に辛い。。。

そして、サクリファイスのことばにはっとさせられる。
ランス・アームストロングのドーピング前の物語であるのも一興。

2014年2月5日水曜日

本屋大賞は伊達じゃない

Story Seller annex
 (新潮文庫) [文庫]
新潮社ストーリーセラー編集部 (編集)

規制というものは一旦制度として成り立ってしまうと、決して縮小・撤廃されることはない。たった一度の前例が次の取り締まりの根拠となり、前例が増えるごとに根拠は強化されていくばかりだ。

検閲を合法化する法的な足がかりがある、ということが問題なのだ。

表現規制っていうのは手軽なスケープゴート探しなんだよ。猟奇的な犯罪は残酷表現のせいだ、子供が荒れるのは暴力表現のせいだ、性犯罪はエロのせいだ、性犯罪はエロ表現のせいだ。だから、表現規制すれば大丈夫。でもそれって単なる思考停止なんだよな。


私は日本語ならば分かる。それがきちんとした文章なのか、テキストの内容が脳内に立ち上がってくる文章なのかは、判断できる。


近藤史恵作品は闘牛が織り込まれていて「ブランカニエベス」とのリンク。
各編の作家紹介は恩田陸作品とリンク。
有川浩の編集者の作品紹介の本気度が非常に好き。

本屋大賞好きにはオススメです。

セリフの少ない映画2本

マイティ・ソー ダーク・ワールド

クリス・ヘムズワースのムキムキと
ナタリー・ポートマンの画力がいい
途中30分ばかりセリフがほとんどないシーンがある。
気づいてびっくり」。
見せる映画もすごい。


ブランカニエベス
漸く観れました。

大人向けのダークファンタジーでした。
白黒・トーキーでないとこの味わいはでなかっただろうな。

闘牛士の服飾と手首から先の踊りを見ているだけで文化の深さがわかる。
批判はあるが民族固有の文化は尊重すべき。


セリフの少なさの両極端な映画でした。



2014年2月4日火曜日

やっぱり吉川英治 「黒田如水」

黒田如水 [Kindle版]
吉川 英治 (著)

大河にあわせて読む。
太閤記のサイドストーリーとおもっても吉川英治が読みたかった。
古くならないのが不思議。

時代の行くての見えない眼ばかりがたとえ千人寄ってみたところで次の時代を見とおすことは出来ないが、評議となって列座すれば、誰ひとりとして、
(それがしは、めくらである)
と、いう顔はしていない。


2014年2月2日日曜日

サヨナラ自転車 from E★エブリスタ

サヨナラ自転車
 [単行本(ソフトカバー)]
櫻川 さなぎ (著)

ヤバいくらいめちゃめちゃ泣きました。
770万ユーザー人気投稿サイトEエブリスタ★を感涙の渦に巻き込んだ
電子書籍大賞2013エブリスタ特別賞受賞作品、待望の書籍化

男子2人に女子1人
はあっても
男子1人に女子2人
は見かけない。
女は選んで、男は二股ってことかしら。

タッチ?あの花?とおもっているうちに読了。

本についてる番外編はこちら
http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=22586448

著者ページでは
さて、「サヨナラ自転車」重版御礼ということで、現在、エブリスタにて番外編を連載中です。
本当は数ページのショートストーリーを年末にちょこっと公開するつもりだったのですが、書き込んでいくうちに文字数が膨らみ続け、収まりきらずに現在に至ります……。

「俺たちの長い一日」(語り手:和久井俊輔)
http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=22969599

二種類あるかしら。

処理速度追いつかず 「シーザーの戦略的な孤独」

ミクニヤナイハラプロジェクト
「シーザーの戦略的な孤独」
作・演出:矢内原美邦
出演:足立智充、光瀬指絵、本多 力
映像:高橋啓祐  照明:南香織  舞台監督:鈴木康郎

@吉祥寺シアター

詩を読み上げている感覚だろうと観ていたのですが、
漢字変換が追いつかず、中身がさっぱりわからなかった。
残念。。。

2014年2月1日土曜日

F1炎上韓国グランプリを思い出した 「ラッシュ プライドと友情」

監督ロン・ハワード

キャスト
クリス・ヘムズワース ジェームス・ハント
ダニエル・ブリュール ニキ・ラウダ

歴史としても面白い

最終戦が日本グランプリだった当時。
日本はアジア代表として昔から欧米と国際基準で競争したいたんですね。

危険なモータースポーツも安全対策の進歩により生還率は格段に向上。

車輌のまるやけはマーシャルのヘボかった韓国グランプリで数年ぶりに発生した。

曽田正人のポスターもいいですね。

感慨深い。。。


和楽器バンドがいい

昨日ニコ動で出会った。

千本桜のよさを差し引いても、これはかっこいい。
ぶったまげた。

ボーカルの鈴華ゆう子さんは、Fカップで詩吟の日本チャンプという渋さ。

avexからメジャーデビュー。
ハイレゾ音源が欲しい!


https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=K_xTet06SUo

kindle 版がおまけ付きなのでオススメ 「オタクの息子に悩んでます」

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より
 (幻冬舎新書) [新書]
岡田 斗司夫 FREEex (著)

深い悩みに落ち込んだ場合や、「もうどうしようもない」というジレンマに陥ってしまった場合、僕がいつも使う方法を紹介しましょう。
その悩みを三つに分けるんです。
1 今すぐ「私が」手を打たなければならない問題
2 年内に「私か誰かが」手を打たなければならない問題
3 「人類が」いずれ解決せねばならない問題

悩みとは複数の問題がこんがらがった状態である

個別の「問題」に戻すこと。複数の問題を混ぜてしまって"悩み"に進化させないこと。
これが"悩み"に対する最短アプローチです。

人間というのは基本的に他人が怖い。
他人が怖いから,自分が切れるカード、典型的な戦略、一番楽な戦略一つだけを持ってきて、いつもそれで対応してしまうんです。

僕は「悩みのるつぼ」の回答を作るのに次のような11個の思考ツールを使っています。
1 分析
2 仕分け
3 潜行
4 アナロジー
5 メーター
6 ピラミッド
7 四分類
8 三価値
9 思考フレームの拡大
10 共感と立場
11 フォーカス

プロとは「納得できるものだけを出す」のが仕事じゃない。それは芸術家だ。そんなきれい事を言うヤツは、単に「納得できる」レベルが低いだけだと思う。
プロとは「納得できなくても締め切りを、約束を守ること」だ。

「制限の中でベストを尽くす」「出来に納得出来なくても、少なくとも堂々と人前では胸を張る」
それがプロとしてのプライド、矜恃だ。

今後、どのようにするか。どのように「現状を捉え直し」「心を立て直し」「"今日から出来ること"に落とし込む」か?

理論や論理は「自分はこう思ってるはずだ」という"感情の説得"に使っちゃダメ。自分が幸せになるために使うものです。もっと自分の感情に正直に、作戦を練るべき。

この150年、日本では「最優秀の人材が政治家や官僚になるべき」と考え、実行してきました。でも、この試みは完全に失敗でした。頭が良い奴ほど、ズルをするとタチが悪い。政治家や高級官僚のズルは完成度が高いので、追及したり反省させたりするのにひと苦労します。

仕事って「納得」か「面白がる」がないと続きません。

一月推しは天切り松

2014年1月の読書
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:6865ページ

一推し:天切り松
次点:心の疲れをとる技術


会計ドレッシング会計ドレッシング感想
第一部がおもしろく、第二部が役に立つ。内部監査部門の人向き。
読了:1月30日 村井直志


世界でもっとも強力な9のアルゴリズム世界でもっとも強力な9のアルゴリズム感想
高一の理系男子に読んで欲しい。数学を教えるときにこれぐらいの雑談ができる先生がいてほしい。
読了:1月30日 ジョン・マコーミック


投資銀行青春白書投資銀行青春白書感想
お仕事シリーズとして面白い。接待が出てくるところも珍しい。超過労働ですなぁ。
読了:1月29日 保田隆明



確率捜査官 御子柴岳人    密室のゲーム (角川文庫)確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム (角川文庫)感想
待て!しかして期待せよ!。このシリーズの確率の解説本がデルマで頑張れ。確率の本と心理学の本とセットで読むと更に面白いです。
読了:1月28日 神永学

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)感想
精神力には限界がある。その総量と回復をコントロールする。人生は長期戦。ゆとり時代の社会人が増えるのでお勉強。
読了:1月25日 下園壮太


熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録感想
庶民には解らない世界が普通に面白い。親の手から離れた途端に狂ってしまったような。
読了:1月25日 井川意高


知らないと損をする 国からもらえるお金の本 (角川SSC新書)知らないと損をする 国からもらえるお金の本 (角川SSC新書)感想
一家に一冊常備薬。お一人様にはあまり関係ないですが。。。
読了:1月24日 井戸美枝



2014 大予測 大相場のゆくえ 株式市場はこうなる!2014 大予測 大相場のゆくえ 株式市場はこうなる!感想
年に一冊はスガシタ本。まだまだいける模様。
読了:1月24日 菅下清廣



エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)感想
映画の予習。特殊な設定はないので読んでなくても映画は楽しめそう。ポイントは無重力の描き方ですね。
読了:1月23日 オースン・スコット・カード


若い人に語る戦争と日本人 (ちくまプリマー新書)若い人に語る戦争と日本人 (ちくまプリマー新書)感想
今読むべき本。暴走する軍隊を追認する政治。天皇制のためリーダーが不在になるところも弱み。
読了:1月22日 保阪正康


アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書感想
バランスよく脳に刺激を与える。刺激があれば脳は育つということらしい。他人との比較で良くなるということではないらしい。
読了:1月22日 加藤俊徳

円安恐慌 (日経プレミアシリーズ)円安恐慌 (日経プレミアシリーズ)感想
財政危機であることは確かなのですが極端すぎていまいち。いまのところは円安ではなくて過度な円高の是正。
読了:1月21日 菊池真


ホンダ イノベーションの神髄ホンダ イノベーションの神髄感想
冗談じゃない。私にしかできなかったとは言わない。確かに他の人でもできたと思う。しかし、誰にでもできたわけでは、決してない。取締役の最も重要な仕事は、「大きな方針の決定」と「人材育成」である。技術者魂。
読了:1月21日 小林三郎(元・ホンダ経営企画部長)

銭の戦争 第5巻 世界大戦勃発 (ハルキ文庫)銭の戦争 第5巻 世界大戦勃発 (ハルキ文庫)感想
経済からみる世界大戦序章。面白くなりそう。
読了:1月19日 波多野聖


「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力感想
CHAPTER3 までは連載のまとめでであり、CHAPTER4 は書籍化にあたり書き下ろし。4章がこなれていない。惜しい。
読了:1月16日 安西洋之,中林鉄太郎
コラプティオ (文春文庫)コラプティオ (文春文庫)感想
人間とは不思議なもの。国民から熱狂的に支持されているのですから、功を焦る必要などなかった。ところが、期待が膨らめば膨らむほど、より大きな成果を欲して人は焦る。
読了:1月15日 真山仁

独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図 (文春新書)独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図 (文春新書 941)感想
IAEAは、五大国による「核の秩序」、もっと言えば、核クラブの「核の独占」を守る機関という性格を持つ。うーむ。
読了:1月13日 会川晴之


京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた 仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた 仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」感想
一冊目ならいいと思いますが。いまいち!
読了:1月11日 安澤武郎

ケルベロスの肖像 ケルベロスの肖像 感想
バチスタシリーズ完結らしくオールキャストの同窓会。テレビと映画の配役を見るとネタがばれるのかしら。やっぱり高階医院長は児玉清さんのイメージ。
読了:1月11日 海堂尊

日本科学技術大学教授 上田次郎の人生の勝利者たち日本科学技術大学教授 上田次郎の人生の勝利者たち感想
最終前の総復習にはもってこい。どんと来ーい。
読了:1月9日 上田次郎


成功する人の「語る力」: 英国首相のスピーチライターが教えるライティング+スピーチ成功する人の「語る力」: 英国首相のスピーチライターが教えるライティング+スピーチ感想
FAQ以降が役に立つ。下手なスピーチ防止の本。この手の本は少ないので貴重。経営者を目指す人に読んで欲しい。
読了:1月7日 フィリップコリンズ
図解・ベイズ統計「超」入門  あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書)図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書)感想
使えるようになった気はしない。事前確率と事後確率が面白い。他の本で補足を考えます。
読了:1月7日 涌井貞美

天切り松読本 (集英社文庫)天切り松読本 (集英社文庫)感想
大正の東京の写真。登場人物プロフィールの決めゼリフがいい。これからもずっと書いていくつもりなので、ずっと読んでいただけたらうれしいです。準備はできた。新作きなせぃ。
読了:1月6日

天切り松 闇がたり 4 昭和侠盗伝 (集英社文庫)天切り松 闇がたり 4 昭和侠盗伝 (集英社文庫)感想
善悪は数の多寡で決まるわけじゃありやせんぜ。大勢の人間がそうと望むなら、戦争だって善行ですかい。昭和初期が重い。爺さんに説教されるのは心地よい。
読了:1月6日 浅田次郎

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)感想
日本中の目利きをみごと欺くらかしたって、小龍てえその芸者だけは欺しちゃならねえ。勘三郎の歌舞伎がみたかった。
読了:1月3日 浅田次郎