2013年9月29日日曜日

『震える牛』のミートボールの作り方

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 [Kindle版]
安部 司 (著) 

食品添加物の元トップセールスマンが、食品の裏事情伝え、食卓の改善を訴えかける一冊。
ドロドロのクズ肉からできるミートボール。
水と油と添加物でコーヒーフレッシュ。
『震える牛』が面白かった人はこちらもオススメ。

ケチャップも、いわゆる「市販」のものは使いません。そんなことをしていたら、採算が合わず値段を安く出来ないからです。コストを抑えるために添加物を駆使して「それらしいもの」をつくり上げるのです。
ケチャップもどきは、トマトペーストに「着色料」で色をつけ、「酸味料」を加え、「増粘多糖類」でとろみをつけつくります。

実際に食品を選ぶのは私たちです。それを口にするのは私たち消費者です。
そのどれを選ぶかは、消費者の自由です。
ただ、そのためには、まずは「事実」を知らないといけない。知らなければ判断のしようもない。

「毒性」は避けては通れない問題ではあるけれども、その危険性だけを扇動して騒ぎ立てても仕方がない。
日本では年間約8000人が交通事故で死亡していますが、だからといって車を追放せよという話にはならない―それと同じなのではないでしょうか。

添加物で出来ること:
保存性を高める
水と油を混合させる
変色や参加を防ぐ
うまみをつける
カビを防ぎ日持ちさせる
などなど。。。


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