2014年9月28日日曜日

傑作映画 「ジャージー・ボーイズ」

監督クリント・イーストウッド

キャスト
ジョン・ロイド・ヤング
エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ
ビンセント・ピアッツァ
クリストファー・ウォーケン

2006年トニー賞でミュージカル作品賞を含む4部門を受賞した、人気ブロードウェイミュージカルを映画化。
ミュージカル版にも主演し、トニー賞でミュージカル男優賞を受賞したジョン・ロイド・ヤングが、映画版でも主演。

ミュージカルの映画化にあたり、フィルムメーカーたちはキャスト数名を含め、舞台版から数多く
の人材を起用した。
フランキー・ヴァリ役のジョン・ロイド・ヤングに加え、エリック・バーゲンとマイケル・ロメンダが、舞台版の全米ツアーで演じたグループのオリジナル・メンバーであるボブ・ゴーディオ、ニック・マッシ役を映画版でもそれぞれ演じた。

舞台で観客に問いかける演出をするように、映画でも、カメラに向かって、つまり、観客に話しかけている。
「ザ・フォー・シーズンズの各メンバーが、それぞれの視点からストーリーを語る」と脚本のエリスは説明する。「この構成がスクリーン上でうまくいくかどうか確信がなかったんだが、幸運にも、クリントは天才だからね。

「『君の瞳に恋してる』という歌は、『ディア・ハンター』でとても効果的に使われたんだ」とウォーケンが持ち出したのは彼自身がブレイクした 1978年の映画だ。

本作でストーリーを結びつけていく役割を果たしている楽曲について、イーストウッドは、事前に録音する代わりに、このグループの忘れがたい名曲の数々をキャストにカメラの前で生で歌わせることにした。監督はこう語る。「彼らのほとんどが数えきれないほど生で歌った経験がある以上、そのほうが自然な流れだった。実際に歌うのを観て、聴くと、そのすばらしさが分かるし、感情の機微がよく分かる」

イーストウッドはこう語る。「演劇なら、カーテンコールで全員が出てきて拍手に応えるが、映画ではそういうことはふつうはしない。それで私は、俳優たちがみんな、ザ・フォー・シーズンズの大ヒット曲のいくつかに合わせて歌い踊るという、華やかに映画を終わらせるシークエンスを思い描いたんだ。

ニュージャージーでも撮影がおこなわれ、フランキー・ヴァリが育った実際の通りや実際の家でのショットを含む、いくつかの景観をとらえた。そして、フィルムメーカーとスタッフが離れて見守るなかで、ジョン・ロイド・ヤングとフランキー・ヴァリ本人は少し一緒に過ごすことができた。

from
http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/pdf/production_notes.pdf


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