2014年3月22日土曜日

空飛ぶ広報室 で震災を振り返る 有川 浩

空飛ぶ広報室
 [単行本]
有川 浩 (著) 

「その正しい主張をな、怒鳴っちゃ駄目なのよ」
「俺らの信条は専守防衛だからな」

被害者を実績にしないために、広報活動は絶対に必要なことだと私は思っています

我々は自衛官ですから。どんな状況にあっても支援する側に回るのは当然の義務です。被災したことは同じでも、我々は訓練を受けております

「有事に果たすべき義務側あるということがあるということは、それだけで拠り所になります。辛いことがあったとき、自分にできることがあるだけで人って救われるでしょう?だから僕たちは被災者を支援しながら、自分自身を救ってもいるんです」

自衛隊をモデルに今までいろんな物語を書いてきましたが、今回ほど平時と有事の彼ら落差を思い知らされたことはありません。
ごく普通の楽しい人たちです。私たちと何ら変わりありません。しかし、有事に対する覚悟があるという一点だけが違います。
その覚悟に私たちの日常が支えられていることを、ずっと覚えていたいと思います。

E★エブリスタ連載に、「あの日の松島」を書き下ろした待望のドラマティック長篇。
 「あの日の松島」が最高。

 2011年夏出版を、 一年遅らせ、2012年に出版。 最終章はあえて聞き書きに徹する。 

自衛隊は絶えず存在を問われるから、正しくいられる可能性を持てる戦力なのかも。

今こそ、負の連帯より正の連帯を考えないと第三次世界大戦が来るのかも。。。

稲ぴょん以外はドラマと一致でした。

 

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