2013年10月17日木曜日

北方 史記 折り返し

「史記 武帝紀 4」 (ハルキ文庫 き 3-19) [文庫]
北方 謙三 (著)

忠実であるという点においては疑いがなく、いい廷臣だった。しかし、御士大夫としては足りないものがいくつかある。劉徹の言ったことの裏の意味を読めないことが、その中では一番大きかった。
聞いているつもりでいるが、命じられているだけである。命じられたことは、実にしっかりとやる。しかし、命じないことは、見事になにもやらなかった。

皇帝は不死に惹かれ始める。

絶対権力者なのに財政で困る。ちょっと不思議。


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