2013年11月5日火曜日

「岸和田少年愚連隊 (集英社文庫)」 元気があってよろしい

岸和田少年愚連隊 (集英社文庫)」 [文庫]
中場 利一 (著)
2013/11/4 (月)

「どこの世界に、頭に昆布をのせて歩いてる奴がおんねん」
「ここに二人もおる」

少年たちのピュアな心。経験はないが、大人たちを反面教師にして胡散臭さを見ぬいている。数値化できない熱をもって、大人が与えようとする枠組みを跳ね返す。悩みを感じながら、暴力と痛みでしか何かを表現できない頃――。

上の世代が作った世の中が間違っていることがわかる。
でも、そのルールに従わないと変えるチャンスがないことがわからない。

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