2013年11月5日火曜日

ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ

ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ: わがソニー・ピクチャーズ再生記
野副 正行 (著)

いよいよハリウッドへ向かう前日、私の緊張を見て取ったのか、当時、ソニーの会長だった大賀さんが声をかけてくれた。
「エンタテインメント業界が、これまで見てきたエレクトロニクス業界とはまったく異なることを、あなたは実感するだろう。もうひとつの難しい点は、あなたは”本社から送り込まれた素人”と見られることだ。その中で、どうやっていくかを教えてあげよう。どんな時でも、笑顔を忘れるな。困った時、怒りたくなった時、辛い時、すべて、皆の顔を見て、笑顔を見せなさい。それができれば、あなたは生き残れる」

街に出れば、商品やサービスの価格は、その質とともに低下している。まさに「安かろう、悪かろう」でバランスを取っているのだ。

一つのヒントはスピードと国際化だ。

時代を振り返っての秘話は面白い。
ソニーのエレクトロニクスの割合は低下し、金融と映画の会社になっている。

ソニーの復活なくして日本の復活はないと思いつつ、
頑張れニッポンのソニー。


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