2013年11月6日水曜日

やっぱりトヨタ系列は良くできていることがわかった本

ヘッドハンターはあなたのどこを見ているのか」 (メディアファクトリー新書)
武元康明 (著)

「人材」の価値観も、わが国と西欧では異なっています。日本では人材は企業の所有物、キリスト教圏では人材は社会の財産だというとらえ方です。

「優秀な人材のタイプ」
第一に、頭の良さ。

  • 「論理的思考力」と
  • 「創造的思考力」の2タイプ

第二に、物事に取りかかる際の動機。

  • コミットメント系、責任をともなう約束
  • リレーション系、人との関係性を重視
  • エンゲージメント系、強いリーダー

の3タイプ

第三に、その人が持つ思考行動特性。

  • 問題点の発見や解決手法の開発力となる「What構築能力」
  • 経験や知識から最適手法を導き出す力である「How能力」

ヘッドハントは需要と供給のアンマッチ回避策?

トヨタでは筆頭の自動車の部長級が系列の役員として降りていく。
部長級はそもそも、数万人の中の上位300人弱の人材。
それより小規模の競争の会社では得られない人材。
トヨタの人事部は系列の年齢構成をにらみつつ順番に出荷。
トヨタ内部では部長クラスは稟議決裁のため二ヶ月に一度は社長、会長クラスと打ち合わせを行っている。
系列を含めたベクトルの方向を揃える気の遠くなるような積み重ね。

他の大企業もにているが使えない人を降ろすグループとは総合力で差がつく。。。

やっぱトヨタは強いな。


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