2013年12月26日木曜日

人質司法、代用監獄、有罪率99.9%、間違った人は蓄積しましょう

増補版 国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち
 (角川文庫) [文庫]
青木 理 (著)

「調書っていうのは、バレないように嘘をtくものなんです。でも、それを裁判所が認めれば真実になるんですよ」

「冤罪事件の場合、国家賠償を求めるという考えもあるが、国家賠償といっても出所は税金ですよ。むしろ捜査当局の責任、さらには『個人責任』をきちんと追求するシステムをつくらなくてはならない」
「これこそまさに『個人責任』じゃないか。冤罪をつくった当事者が責任をどう取るのか。警察・検察の幹部はどう責任を取るのか。役所は常に個人責任を取らない。警察だったら退職金をもらい、検事だってヤメ検弁護士に転身していく。こんなバカな話はない。徹底的に責任を追及するべきだ」

裁判所が拘留を認めて以降の被疑者は本来、専用の拘置所に収容されるべいなのだが、日本の場合ほとんどが「代用」である警察の留置所に収容され続ける。
先進国で同様の制度を残している国はなく、国連などから廃止勧告まで突きつけられている「日本の恥」だが、改善される兆しはまったくない。

この本で実名が出てきたのは、この人たちだけ。
悪いことするには、公務員がてっぱんです。
濱田隆広元警部
黒賢治志布志署長
磯部一信警部
稲葉一次鹿児島県警本部長

会計監査は証拠主義。
司法は、ストーリーの整合が真実。
どっちも間違いやも。


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