カルロス・ゴーン (著)
リーダーシップを「危機下のリーダーシップ」「協業のリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「育成のリーダーシップ」の4つに分けて論じている
1時間目 危機下のリーダーシップー
リーダーシップは4度変わる
- 危機下でこそ「権限委譲」せよ
- リーダーは「実際的」であるべき
- リーダーは戦う勇気を持つべし
2時間目 協業のリーダーシップー
後発の中国市場で躍進した理由
- アライアンス戦略に一日の長
- 提携を成功させる秘策は「心構え」
- 市場参入は準備がすべて
3時間目 飛躍のリーダーシップー
「物語」がブランドを育てる
- ブランドには固有の「プロミス」がある
- 工場のように「コトづくり」を推進
- 振興市場の顧客をあなどるな
4時間目 育成のリーダーシップー
「変革者」を生み続ける
- リーダーを見つけ出す仕組みとは
- 「失敗を隠すな、恐れるな」
- リーダーとは「変革者」
リーダーにとって、ブランドをしっかりと定義することは、社内の力を合わせるという意味でも極めて重要です。
1つのブランドを定義することで、ベクトルが同じ方向を向くのです。
ニッサンブランドには固有のブランドプロミス、すなわち顧客との約束があります。
「エキサイトメント(ワクワク感)」
「イノベーティブ(革新性)」
「フォーエブリワン(すべての人に)」
ということです。
一方、ダットサンが目指すのは、
「買いやすい」
「しっかり感がある」
「近代的」
といったことです。
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