2013年12月4日水曜日

カルロス・ゴーン リーダーシップ論

日経ビジネス経営教室 「カルロス・ゴーン リーダーシップ論」 [単行本]
カルロス・ゴーン (著)

リーダーシップを「危機下のリーダーシップ」「協業のリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「育成のリーダーシップ」の4つに分けて論じている

1時間目 危機下のリーダーシップー
リーダーシップは4度変わる

  • 危機下でこそ「権限委譲」せよ
  • リーダーは「実際的」であるべき
  • リーダーは戦う勇気を持つべし

2時間目 協業のリーダーシップー
後発の中国市場で躍進した理由

  • アライアンス戦略に一日の長
  • 提携を成功させる秘策は「心構え」
  • 市場参入は準備がすべて

3時間目 飛躍のリーダーシップー
「物語」がブランドを育てる

  • ブランドには固有の「プロミス」がある
  • 工場のように「コトづくり」を推進
  • 振興市場の顧客をあなどるな

4時間目 育成のリーダーシップー
「変革者」を生み続ける

  • リーダーを見つけ出す仕組みとは
  • 「失敗を隠すな、恐れるな」
  • リーダーとは「変革者」

リーダーにとって、ブランドをしっかりと定義することは、社内の力を合わせるという意味でも極めて重要です。
1つのブランドを定義することで、ベクトルが同じ方向を向くのです。

ニッサンブランドには固有のブランドプロミス、すなわち顧客との約束があります
「エキサイトメント(ワクワク感)」
「イノベーティブ(革新性)」
「フォーエブリワン(すべての人に)」
ということです。
一方、ダットサンが目指すのは、
「買いやすい」
「しっかり感がある」
「近代的」
といったことです。

0 件のコメント:

コメントを投稿